石川−富山



やはり夜中に寒さのために目が覚めた。ウツラウツラしていたが、夜明け前にはまた寝ていたな。起床は6時過ぎ。白山だか立山だか分からないけど、連なる白い山々がいい感じだったな。


で、能登半島を目指す。今朝の温泉は、バーデン千里浜。しかし、直行すると、営業開始時間のかなり前に到着するので、まずは千里浜なぎさドライブウェイへ。

楽しい!ほんまに普通に走行することが可能なのだ。砂の粒子の形が角張っているため、水分で固く締まるらしい。時速100kmでの走行も何の問題もない(制限速度の表示はなかったし)。ラリーに参加しているような気分になって、楽しい。
最初は、千里浜なぎさドライブウェイだけのつもりだったが、せっかくの能登半島なので、能登金剛に行くことにした。下関出身者には義経の舟隠が気になるが、手前の巌門までにしておこう。

どこからどのように写真を撮るべきなのかわからんが、こんなものなのかな。
松本清澄の「ゼロの焦点」で全国区になった経緯から、松本清澄の歌碑があるのだが、案内板の一部が「←ゼロの焦点歌碑」になっていたのはちょっとなぁ…




復路ももちろん千里浜なぎさドライブウェイ。楽しい。
バーデン千里浜が見付からない。とにかく見付からない。あきらめて別の施設にするつもりで、ハートフル千里浜の駐車場に入れる。それらしい施設といえば、ここハートフル千里浜しか見当たらないのだがと思い、ネットで検索すると、ハートフル千里浜の電話番号がバーデン千里浜の電話番号と一致。どうやら1年前に経営者が替わったらしい。
「循環濾過 消毒処理済」との表示はあるものの、塩素のにおいも感じられず、かけ流しっぽい感じだった(露天はいかにも循環濾過って感じだったけど)。
今まで午前中に行く温泉はほぼ貸切状態が多かったが、ここは結構人の出入りがあるな。休憩室でも地元のおばさんたちがくつろいでいた。


能登半島の反対側へ横断だ!
富山県氷見市きときとの魚とやらを食べさせてもらおうではないか、といっても回転寿司だけど…

回転寿司でもうまい、と聞いていたが、うまそうなネタは高いじゃない… 安い皿を中心に、甘海老、蛸、卵、ほたるいか、ウインナーで、609円。ちょっと物足りなかったので、最後にウインナーを食べたけど、何か魚にしておけばよかったかな。



ここ氷見は、藤子不二雄Aの出身地であり、ハットリくんの像があったりするわけだ。商店街がマンガロードになっているのだが、オブジェのレパートリーがほぼ忍者ハットリくんの登場人物だけというのがさびしい。サカナ紳士録とかいう、タコやエイのオブジェがこれまたさびしい。キャラクターの使用料とか、そんな問題があるのかもしれないが、境港の鬼太郎に完敗しているぞ。

生家 光禅寺

藤子不二雄Aの仕事は、忍者ハットリくんだけではなかった。


さて、温泉である。神代温泉
建物に近付くにつれ不安が大きくなった。建物がかなり荒れているのだ。料金が500円の温泉とは思えない。バーデン千里浜もそうだけど、最新の情報にもとづいて選んでいるわけはないので、自信がないのだ。
まずいな、これは。うーん、ちょっとなぁ。やめておいたほうがよさそうだ。駐車場らしき場所にもナンバープレートのない車は放置されているし、やめた。


後で神代温泉に電話してみると、女の人が出て、普通に受け答えしていたので、営業はしているようだ。