新潟



当初は小千谷市のえこじの湯に行くつもりだった。営業開始は9時からだと思っていたが、ネットで調べると、10時からであった。10時からであれば、十日町市からの移動であるので、時間が余ってしまう。長岡市の温泉も候補にしていたのだが、出湯温泉を経由し、関川村まで行くことにした。


出湯温泉に到着。二つの共同浴場へ行くつもりなのだが、観光地にありがちな案内図が見当らない。不安になりながら無料の駐車場に車を止めると、歩道をまっすぐ進むと出湯温泉共同浴場があった。ぐるりとあたりを見回すとお寺が見える。たぶんあれが華報寺だろう。華報寺共同浴場はすぐ近くにあるのだろう。雨の中をブラリブラリと歩いていくと、思っていたとおりだった。
まずは出湯温泉共同浴場へ行くことにした。

ぬる湯で気持がよいな。カランが四つ。二つには水道と表示され、もう二つには源泉と表示されている。好感が持てるな。気分がよいぞ。
車の中で一休みして、次は華報寺共同浴場だ。

出湯温泉共同浴場に比べると明らかに古いぞ(まぁ、施設の新旧なんてあまり気にしないが…)。先客が8人。出湯温泉共同浴場よりも人気があるようだ。さらにぬる湯で、ほとんどの人が長時間湯船に入っている。泡付も認められた。こんな温泉で1日ゆっくりぬる湯につかっていたいものだ。


お腹もへってくるので、いつまでも温泉で過ごすわけにもいかない。
関川村へ向かう途中に新発田市に立ち寄ることにした。ご当地グルメとして「イタリアン」を食べるつもりだったが、新発田市ほどの街であれば店もあるだろうと考えたのだ。街の中を車で走ったが見当らない。ジャスコがあった。フードコートに入っているのではないかと思って、ジャスコへ突入。あった!

イタリアン、320円であるが、クーポンを使うと250円。ボロニナ風イタリアンとか八丁味噌を使ったイタリアンもあったな。


胎内市の黒川にシンクルトン記念公園ってのがあったな。手掘り井戸による原油の採油を指導したシンクルトンを記念したものだ。新潟県で石油を産出していたというのは小学生の頃、社会科で習った記憶がある。植物のシダを使った採油を近代以前から行っていたようなことが書かれていたが、原油を何に使っていたのだろう。



関川村では二つの共同浴場へ行くつもりだった。雲母温泉共同浴場と湯沢共同浴場だ。今日の夕方に1ヶ所、明日の朝に1ヶ所の予定なのだが、とりあえず場所だけ確認しておこう。
湯沢共同浴場は案内標識に従って進むとすぐに分かった。ところが、雲母温泉共同浴場が分からない。車を降りて徒歩で探すと、ようやくそれらしき建物を見付けることができた。

もう、営業していないようだ。
仕方がないので、計画を変更。湯沢共同浴場の後に新潟市へ行こう。

鉄分を含んでいるのか赤茶けた色だったな。ここにもカランはなし。


17時20分、道の駅新潟ふるさと村に到着。17時で閉館のため、新潟市内の情報を得ることはできなかった。明日の午前中は新潟市内をウロウロするつもりだったのだが、どうしたものかのぅ…