青森

道の駅浅虫温泉−関根駐車場



道路が閉鎖されているため、今日は青森市街を観光するつもりだ。


7時、道の駅の温泉施設ゆ〜さ浅虫へ。もちろん浅虫温泉には他にもこの時間から営業している源泉かけ流しの施設はあるが、そこは熱目の湯だということだし、5階にあるむつ湾を一望できる展望風呂にも行ってみたかったのだ。
塩素臭がする。覚悟はしていたが、ちょっと萎えるな。40.5度と43.0度の二つの浴槽があって、40.5度の湯はちょうどよい加減だな。展望は、天気が悪いことを差し引いても、あまり良くないな。駐車場、港、島、対岸の街が見えるが、オッとかウッとかウーンとかいうかんじじゃない。


まだ時間は早いが青森市街へ移動した。
まずは、棟方志功記念館。当然、写真撮影は禁止なので画像はない。思っていたよりも小さな施設だった。棟方志功は、多くの作品を展示するのではなく、少しの作品をじっくり見て欲しいと考えていたそうだ。「釈迦十大弟子」とか「大和し美し」とか有名な作品が展示されていたが、500円の価値があるかといえば微妙だな。


次はご当地グルメ味噌カレー牛乳ラーメンだ。
棟方志功記念館の駐車場に車を置いたまま、ブラリブラリと歩いた。「味の札幌」という店が元祖らしいが、その店は今はなく、弟子達に受け継がれている。で、青森港近くの「味の札幌分店」へ行ったのだが、11時15分時点では開店していなかった。しかし、営業時間が書かれていないので、11時30分開店なのか、12時開店なのか、それとも今日は休みなのか分からない。で、途中で見付けた「味の札幌大西」へ行ったのだ(後から入手したパンフレットでは、「創業から『味の札幌』を支えてきた大西文雄が作る『味噌カレー牛乳』」と書かれていたな。)。大西文雄ではない、若いおにいちゃんが作ってくれた味噌カレー牛乳ラーメンだが、スープは、「牛乳のまろやかさ」はあるものの、カレー粉を入れればみんなカレー味になるよね、って感じだった。麺を食べると、麺とスープが合っているなと感じたのだが、さて、隊長はどう評価するのだろうか?


続いては、青森県観光物産館アスパム。1階で青森の土産物を見た後、2階に上がると津軽三味線を演奏していたな。ライブで聞くとやはり迫力があるな。青森の土産といえばりんごと海産物だが、青森にとってりんごは精神の拠り所になっているのではないかな。それとホタテの貝殻が1枚900円で売られているのにはビックリしたな。


再びブラリブラリとした。
青森には中三やさくら野というデパートがあった。地元のデパートががんばっているということは、青森の景気もよいのかなぁ、と思っていたのだが、後で道の駅に置かれた新聞を読むと中三は従業員を全員解雇しようとしていたらしく、厳しいようだ(震災の影響もあるのかしら?)。
雨がパラパラ降ってきたので、車に戻ることにした。その前に市役所の食堂をチェックしたが、青森らしいメニューはなかったな。それと、駐車場は最初の1時間が無料で、30分ごとに100円だったな。


当初は県立美術館にも行くつもりだったのだが、歩き疲れたので、本州最北端の大間崎へ行くことにした。


道の駅よこはま。菜の花が有名らしいのだが、まだ咲いていないのかな。
べこ餅もちょっと気になったが、帆立のフライとコロッケを購入。


大間崎
本州最北端といってもそれほどの感動はなかったな。それよりも途中で太平洋が見えた時は、日本海側を北上したきたので、ようやく来たかという気になったな。
NHKの「わたしの青空」のロケ地の案内なんかがあった。随分前に放送されていたと思うのだが、今もそれを目当てにする観光客はいるのだろうか。
大間には温泉施設として、大間町海峡保養センターがあった。本州最北端の温泉に入ろうかとも考えたが、その規模から判断すると循環消毒ありと思われたので、後戻りして下風呂温泉新湯へ行くことにした。


券売機で券を購入するのだが、券は紙ではなくプラスチックだったな。で、驚いたのは浴場の床がタイルではなく木製だったことだ。小さな施設ではあったと思うが、この規模の施設では初めてだな。


大間もそうだったが、willcom が圏外なので、どこか繋がる所まで行こうとした。しかし、むつ市の市街地まで戻らなければならないようだったので、圏外ではあったが、翌日の行動のことも考え途中の駐車場で妥協した(隣にサークルKもあるし。)。