鹿児島−熊本


道の駅いぶすき−道の駅きくすい 332.0km



朝なのだ。大雨の予報だったが、ポツポツと降っている程度だ。ただ風が強い。雨が降るから、あるいは風が強いからといって、何もしないわけにはいかないので、気合を入れて温泉へ行こう。

殿様湯

天保2(1831)年に設けられた島津の温泉別館で、「幾多の藩主を癒してきた」そうだ。
温泉施設の向いの建物(画像の左側にちょっとだけ写っている建物)が管理している人の自宅で、玄関で声をかけて料金(270円)を支払う。朝一番で行ったのだが、玄関を入るとすぐにダイニングになっているので、朝御飯を食べている小学生と目が合ってしまったな。

で、建物の裏側に石造りの湯船や敷石が残されている。
よいお湯でありました。余は満足じゃ。



長崎鼻

開聞岳が見えるはずだが、雲に隠れている。
長崎鼻薩摩半島の最南端であるが、薩摩半島ではインパクトに欠けるな。灯台の先の岩場に道が続いていたのだが、本当の最南端にまで行けたのかもしれない。天候が良ければ行ったかもしれないが、ちょっと危ないレベルの波と風だったので断念した。



開聞山麓自然公園

開聞岳の登山も計画はしていたのだが、風雨のため断念した。とりあえず登山道の入口だけ確認しておいた。
開聞岳は標高924mであるが、ほぼ海抜0mからの登山となるため頂上まで3時間程度かかるそうだ。また、海岸に近い独立峰であるため風が強いそうだ。さらに頂上付近では岩が露出しているそうだ。標高924mをなめてかかると大変なことになりそうだ。
開聞岳をあきらめたのでやることがなくなってしまった。とりあえず熊本へ行くことにしよう。熊本では天草、熊本市街地、阿蘇へ行くつもりだったのだが、もし雨だったら天草、阿蘇はあきらめよう。



池田湖

イッシーだ。



吹上浜@県立吹上浜海浜公園

風も雨も強くなってきた。とりあえず三大砂丘吹上浜を撮影し、さっさと退散。三大砂丘といってもたいしたこはないと思った。しばらく走行すると「吹上浜公園」の案内標識があった。県立吹上浜海浜公園ではなく吹上浜公園から見るべきなのかと思ったが、悪天候だしそのまま通過。



道の駅阿久根

さらに風雨は威力を増す。著作権の問題があるのではないかと指摘されている壁画を見たかったのだが… 市長が替わって塗りつぶされたんだっけ?



道の駅不知火

不知火はデコポン発祥の地であるだけでなく、千里眼御船千鶴子の墓があったのだな。天気がよくても行かなかっただろうけど。


道の駅不知火は willcom が圏外だしもう少し進もうと考えたが、国道3号熊本市内で渋滞に巻き込まれてしまった。道の駅きくすいで温泉に(300円)。
道の駅きくすい、観光案内のパンフレットは見当らなかったし、駐車場のトイレの近くの照明は消されていて非常に不便なんだな(温泉施設の駐車場とは別になっているのだ)。