登別温泉、洞爺湖


道の駅みたら室蘭(室蘭市)− 道の駅ニセコビュープラザニセコ町) 202.7km


またナビに騙された。ようやく登別温泉にまで辿り着いたが、ナビの指示に従うとだんだん温泉街から離れて狭い道に入っていく。おかしいとは思いつつ、いや騙されていることには気が付いていたが、そのまま進むと、まったく何もない場所で「目的地に到着しました」なんて言うのだ。ナビをリセットするとUターンを指示するので、今度はだいじょうぶだろうと思っていると、またどこかのホテルの裏が目的地だと言う。とにかく温泉街のメインストリートに戻って、ガイドブックの地図を見て自分で探そうとしたのだが、目的の施設の駐車場が目に飛び込んできた。駐車場の近くにはそれらしき施設はないが、周りをぐるりと見渡すとちょっと離れたビルに目的の施設「夢元さぎり湯」の名前が書かれていた。夢元さぎり湯の向い側の駐車場に車を止めた。

夢元さぎり湯 \390-


スーパー銭湯風であったが、お湯は白濁し、酸っぱい匂いがする。恐山で入湯した温泉を思い出した。あれほどのインパクトはないが同じような酸性の温泉だ。朝風呂は気持がよいな。(私にとっては)温度がちょっと高目であるが、満足したぞ。


外に出ると少し涼しいな。脱衣所でぼんやりと涼んでいた時よりもよほど涼しいな。
で、地獄谷遊歩道

泉源公園

ガガガッ、ドドドッと工事中のような音が聞こえてきた。何かと思っていると、泉源公園の間欠泉だった。最初は湯気でまったく何も見えなかったが、しばらくすると熱湯が吹き出しているのが見えた。なかなかおもしろかったな。

地獄谷遊歩道は、地獄にしてはのんびりしている。極悪人は九州地方の地獄に送られるのかもしれない。

鉄泉池

ここも間欠泉だが、源公園の間欠泉よりも周期が短いようだ。規模は小さいが、収束から再開まで見ることができてお勧めだ。

大湯沼


大湯沼川天然足湯

奥の湯、大正地獄を経て、大湯沼川天然足湯へ辿り着いた。温度も程良く、周りの自然も気持がよい。いやいや、満足したな。足湯は遊歩道の反対側の入口の近くなので、そんなに歩くのは嫌だという人はそっちから入るとよいぞ。2時間くらいのコースだったな。
パンフレットのクッタラ湖の写真がきれいだったので、当初の予定にはなかったが、クッタラ湖へ行くことにした。しかし、湖畔からの眺めはどうってことはなかった。湖は、高い位置から見下ろすべきなのかな。



オロフレ峠


洞爺湖



有珠山西山火口散策路

洞爺湖ビジターセンターで洞爺湖のなりたちとか自然についてお勉強した後に、有珠山西山火口散策路を探索した。
アスファルトの路面が傾斜しているなと思っていると、道路に段差があり階段状になっている。ここは2000年に町道にできた三つの火口を見ることができるのだが、その時の被害状況も残されているのだ。道路の断層だけでなく、折れた電柱や倒壊したお菓子工場などがそのまま残されている。面白いというのとはちょっと違うが、なかなか興味深いものがあったな。所要時間はおよそ1時間30分くらいだったかな。途中、右に太平洋、左に洞爺湖を見ることができ(体の向きを替えると、右に洞爺湖、左に太平洋も可能)、お勧めだな。


道の両側に畑が広がり、北海道らしい光景が見えてきた。北海道のドライブは楽しい。もし自動車免許を持っているのであれば、一度でいいから北海道をドライブするとよいと思うぞ。



道の駅 230ルスツの指圧のおじさんだ。

羊蹄山

細川たかし記念像
操作盤に細川たかしの手形がプリントされていて、あなたの掌をそれに合わせると歌声が大音響で流れるという趣向になっている。曲は8曲だったかな。
道の駅 真狩フラワーセンターには、細川たかしの衣装、トロフィー、盾などが展示されていて、細川たかしのファンにはたまらない世界なのだろうな。(もともと花がーマの道の駅だったが、それだけでは客が呼べなかったのだろう。)

ルスツ温泉 200円

羊蹄山の湧水