北へ。北秋田市道の駅あに。近くには熊牧場や温泉施設のマタギの湯があるような場所だ。チェーンソーアートがずらにと並んでいて壮観だった。巧くはないが数で勝負していた。
大館市(といっても平成の大合併で「市」になった元々は「村」だと思う)別所地区の共同浴場だ。9:30、貸切状態だった。よい湯加減だと思って油断していると後からガツンと来た。ちょっとこれはまずいかな、と思っているとおじいさんが入って来た。入れ替わりで出ていくのも気ぃ悪いかなと考え、ほんの少し、もうちょっとだけがまんして出たのだが、脱衣場でぼんやり休んでいるとおじいさんも出てきた。地元の住民は無料なのでちょっと時間があれば一日に何度も入浴しているのかもしれない。
大湯環状列石。ストーンサークルって怪しい感じがしていたのだが、行ってみると資料館もあり、きちんと整備されていた。
環状列石は集団墓と考えられるそうだが、ゴロゴロと配置された石を見ていると恐山の光景を思い出した。
記念撮影のために作られた日時計状組石の模型。
ここだけを目的として行くほどの施設ではないが、何かのついででいくのであればそれなりにおもしろいと思う。
大湯温泉には四つの共同浴場があるが、まずは場所がわかりやすそうな荒瀬の湯共同浴場へ行った。とにかく熱い。最初のかけ湯の時に小さく「熱っ」とつぶやくと地元の人が水道の蛇口から水を出してくれた。ありがたいことだがあまり効果はない。足湯とかけ湯だけで終了した。観光案内所で入手した湯めぐりマップをよく見ると浴槽温度が書かれていた。46℃。温度を記載していなければ後からクレームが出てくのかな。料金が安いのでもう一カ所行くつもりだったがキャンセルした。
後退して道の駅かづのへ。(人出が多いので私は嫌なのだが)いよいよ大型連休は始まるが、東北の桜の見頃はまだまだなのだ。