参考までに

保栄茂・勢理客… 読み方難しい地名、沖縄になぜ?
「1609年の島津氏の侵攻で薩摩藩琉球を支配するようになり、漢字の使用が広がり始めた」
「公文書に地名を記録する際、意味を無視して読みだけで漢字を当てる例が多かった」
「漢字を当てた後に読みが変化したものも多い」
「本土方言と琉球方言を区別する最大の特徴は母音の『o』が『u』に、『e』が『i』に変化する『狭(せま)母音化』だ。浦添市の『勢理客=じっちゃく』は、もともとの『ぜりきゃく』の『ぜ』が『じ』に変わった理由をこれで説明できる。『おきなわ』が『うちなー』になるように『き』が『ち』に変化し『じりちゃく』に。さらに『り』が詰まる音『っ』に変わった」

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2009年4月のプチ日記
4月30日(木曜) 深夜
 沖縄出身の人たちは、沖縄県民のことを「ウチナー」、それ以外の本土に住む人のことを「ナイチャー」と呼ぶ。
 このことは以前から知っていて、「ウチナー」は「ウチ(内)の人」、「ナイチャー」は「内地の人」のことだと思っていたのだけれど、「…っていう意味なんでしょ?」と沖縄出身の人に話したら失笑された。
 「それって、どっちもウチ(内)じゃん!」
 思いこみというのは誠に恐ろしいものですな。ちなみに「ウチナー」はそれ自体が「沖縄」という意味なんだそうで。