自由律俳句

  死     鴉     咳
  ぬ     啼     を
  と     い     し
  き     て     て
  は     わ     も
  ひ     た     一
  と     し     人
  り     も
  ぼ     一
  っ     人
  ち

 

尾崎放哉、種田山頭火の句と並べると、レイ・ブラッドベリの作品名も自由律俳句のようだ。原題は Death Is a Lonely Business、訳者は小笠原豊樹。なお、小笠原は詩人の岩田宏(小笠原が本名)であり京極町の出身。

どうでもいい話
京極町羊蹄山の麓にある町で、京都ではない。北海道だ。地名の由来は、開拓を率いた旧丸亀藩主家の京極高徳。佐々木信綱から北近江の6郡と京都の京極高辻の館を継いだ四男の氏信を祖とする一族が後に京極氏と呼ばれたので、京都とまったく関係がないわけではないが…
なお、京極町丸亀市は2016年に親子都市の協定を結んだそうだ。まぁ、最近といえば最近だ。京極高徳による京極農場の開場が1897年、開拓120年の節目ということだろうか。なぜ、100年ではなく120年? 少しだけ疑問だ。20年前は丸亀市が断った? 姉妹都市では不満で、親子都市になった? 気になる。