ニセコ、長万部


道の駅ニセコビュープラザニセコ町)− 道の駅なとわ・えさん(函館市) 329.0km



道の駅から望む羊蹄山



ニセコ薬師温泉
6時からの営業であるので、早めに起床しブログを更新するつもりだった。しかし、時間が足りなかったため、作業を中断し、とりあえず写真だけアップロードし、温泉へ移動した。駐車場は willcom の圏外であったが、6時までちょっとだけ作業を継続した。


さて、ここは足元湧出の温泉で、浴槽の底からクプクプと泡が湧き出ている。男湯は浴槽の深さが胸のあたりまであり、手摺りがプールに使われているようなかんじだった。混浴(にごり湯)の浴槽の深さはおへそくらいだ。
おもしろいのはおもしろいが、あまりお勧めできない。不親切なのだ。旅館の1階にあるのだが、別棟にある販売機で購入したチケットを箱に入れるのだが、案内の人はいないし、わかりやすい掲示もない。照明のスイッチの場所もわかりにくい。それだけでもいやになるのだが、脱衣所もなんだかかびくさい。施設の手入れも十分ではないかんじだ。どうにも落ち着かなくて早めに出た。不満だな。



神仙沼を目指して移動していると、ちょっとした展望所があり、樹海のように生い茂ったササを見渡せる場所があった。そこからほんの少し坂道を上がると神仙沼への木道コースだ。森林環境整備協力金 \100- を箱に入れて、出発した。途中、(画像ではよくわからないが)海が見えテンションが上がった。

神秘的な雰囲気で神仙人が住むようだとういうのが名前の由来らしいが、それほどのものとは思えなかったな。

神仙沼の周辺は湿原なのだが、とんぼが多かったな。マクロで撮影しようとしたが、風で葉っぱが揺れるためどうしてもピントが合わなかった。

長沼に足を伸ばして往復で1時間弱だった。まだまだ時間は早いので駐車場でブログの更新作業を続けた。


9時になったので、大湯沼に移動を開始した。来た道を戻っていると、路側帯を歩いて来た狐とすれ違った。バックミラーで確認すると、狐は振り返ってずいぶん長い間こちらを見ていた。京都ナンバーが珍しいのだろうか。

大湯沼はニセコ湯本温泉の源泉だそうだ。野湯ではあるものの、大湯沼から溢れて流れ出た湯がたまっていて入浴できるという情報があったので来てみたのだが、簡単には見つかりそうもなく、そこまでしてまったく管理されていない温泉に入りたいとは思わなかった。大湯沼の周囲をぐるりと回っただけだが、温泉が湧き出ている沼にももうあきてきたな。


ガイドブックに掲載されていた店に行ったが、ただのお土産屋だった。チーズ造りの見学とかできるのかと思っていたけど…


羊蹄山についてもう少し情報を得たかったが、今回はまったく装備を持たずに来ているので、(装備があっても経験値が低過ぎて)登山はちょっと無理だろうし、もういいか。道の駅ニセコビュープラザでブログのデータをアップロードして、南へ!


地名を知っていると都会ではないにしろ無茶苦茶田舎ではないだろうという意識があるのだが、長万部は田舎だったな。温泉の名称は、温泉ホテル。そこそこの街の「温泉ホテル」はレトロ路線を狙ったのではないかと考えていたが、田舎の「温泉ホテル」はこんな建物だった。

浴槽などの施設は古いがシンプルで、まぁ、よかったかな。扇風機が強力だったのは好感がもてたな。


長万部ホクレンのSSがあったが、セルフで @144- だったので給油した。さて、18日分のブログの画像はホクレンフラッグである。ホクレンからの期間限定のプレゼント(有料だけど)なのだ。本来ライダーが対象なのだが、バイクよりも給油量が多いのだから頼めばもらえるのではないかと思って、お願いしたが断られた。しかたがないけどねぇ…


寄り道しながら函館市内まで南下し、恵山の道の駅に到着した。途中、二股ラジウム温泉の近くで狐を、恵山の約10km手前では鹿2匹(多分親子)を目撃した。



さてさて、函館市街地の観光、車はどこに止めようかしら?