道外とうもろこし 石橋の所作事

石橋の所作事?
外道 とうもろこし?
なんのことだかさっぱりわからなかった。(とうもろこしはわかるが…)


石橋物(しゃっきょうもの):歌舞伎の舞踊劇の中で、能楽の「石橋」を翻案して所作事にした系類のもの。
所作事:歌舞伎の舞踊または舞踊劇の別称。
道外方(どうけがた):歌舞伎の役どころのひとつ。おもに笑いを誘う。
「石橋」、かなが振られてたのでただの「いしばし」ではないと気がついていたが、なんのことだかわからなかった。
「所作事」、「所作」よりも「作事」のイメージが強く、というか「石橋」に引っ張られて、「所+作事」とはなんだろうと思った。
「道化」ならわかるが「道外」は知らなかったので、つい「外道」と読んでしまった。道外は、北海道以外の地域しか思いつかない。ちなみにとうもろこしの収穫量は北海道が56%だそうだ。もし道外ならこのとうもろこしは千葉県産かもしれない。


「石橋の所作事」で検索すると、
「風景画や武者絵に筆を振るう一方で、戯画にも才能を発揮したのが江戸後期の絵師、歌川国芳だった。上の『道外とうもろこし 石橋の所作事』では、とうもろこしのヒゲを毛に見立てて、歌舞伎の『鏡獅子』の毛振りを描いている。
ぐるんぐるんと毛を回す激しい踊りで、昨年亡くなった中村勘三郎が得意とした演目だ。お囃子は、サツマイモとカボチャ(シイタケという説もある)が担当している。国芳はこのように野菜や動物を擬人化したユーモラスな絵を数多く描いた」

が見つかった。なるほど、なるほど…
「かわいい浮世絵 おかしな浮世絵」展、行きたいなぁ…