胆振 − 日高


道の駅 だて歴史の杜 − 道の駅 サラブレッドロード新冠 266.0km




昭和新山

早朝の駐車場には誰もいなかったため無料で駐車することができた。走行中に見ていた昭和新山は鋭角的でかっこよかったが、ここからのアングルではいまひとつだな。近くから見ることはできるが迫力もあまり感じられない。


朝食の後、本格的にスタートだ。
室蘭を通過した。室蘭には川又温泉という秘湯がある。行きたかったのだが、徒歩でのアクセスの途中に川をザブザブと渡らねばならない。しかも複数回。長靴までは用意していないのでサンダルで、ということになるのだが、この時期の川の水はまだ冷そうなので断念した。修行として温泉に入っているわけではないので。
で、登別。ここに本命の温泉がある。それはフンベ温泉なのだ。JR登別駅から徒歩20分ほどだが、危険であるため無事に入湯できるかはわからない。駅に設置された周辺の地図とネットの情報からフンベ山トンネルを抜けて右側に入口があるのではないかと見当を付けた。てくてく歩いていくと、それらしき場所はあったが、ネットの画像とは違っている。反対側かなと思い、少し後戻りしてフンベ山と鉄道との間の道路を室蘭方面に進むとネットの情報とピタリと一致する場所があった。

ネットの画像より強化されているようだな、「立入禁止」が。板を搬入しているのは行政側の関係者なのだろうか、それとも秘湯を守る地元の有志の人々なのだろうか。しばらく様子を見ていた。作業員が中に入った後に近づくと、柵にはこのような警告が…


「危険区域」、「立入禁止」、「自己責任」の文字はネットでさんざん見ていたが、現状は想像以上に危険であるようだ。行政側と思われる作業員もいるし、雨も降っているし、断念した。もし作業員がいなくて晴れていても、たぶん安全な場所からの写真撮影だけで、入湯はしなかったと思う。震災やその後に地震や雪解け水の影響があるのかないのかも判断できないし。


登別温泉では大湯沼川の足湯にもう一度行きたいと思っていたが、雨が降っている。とりあえず登別温泉まで行ってみたが、足湯に近い駐車場への道を忘れていた。雨が降っているので迷わずあきらめた。



アヨロ温泉 \420-

フィリピンの前大統領のような名前だが、アイ・オロオコタン(アイ=弓矢、オロオ=群生する)のアイオロが略されたものだそうだ。アルカリ性の温泉らしい温泉だった。


日本の滝100選に選ばれたインクラの滝。ここも崩落の危険があるため滝壺まで近づくことはできない。未舗装道路の7km先にあるのだが…

通行止。未舗装道路の入口にインクラの滝の案内の看板があったのだが、そこに書くべきではないのか。しかし、封鎖されているわけではない。反対側から見ると、

「まだ雪が多いためインクラの滝駐車場には行くことはできません」

雪はまったく残っていないのでそのまま進むことにした。
駐車場から徒歩で650m、滝を見ることができるはずなのだが、雨は降っているし寒いし、早く車まで戻りたい。

そうですか。「通行止」を無視した弱味もあったし、寒かったのでここで断念した。


苫小牧で宿泊の予定だったがまだ早かったのでもう少し進むことにした。むかま町あたりから道路の左右に牧場が広がる北海道らしい景色が見られる。道の駅サラブレッドロード新冠に到着した。ここで宿泊するこにしたが、もう少しうろうろしておこう。


月曜日だし新ひだか町アイヌ民俗資料館は休館だろうと思いつつ行くとやはり休館。



二十間道路

桜は五分咲かな。



道の駅の隣の A-coop にいかっぷで安かったので購入した。貝柱は刺身にするけど、貝柱以外の部分も生で食べてよかったのだろうか。


道の駅サラブレッドロード新冠willcom の圏外だが、新ひだか町は圏内であることを確認していたので、翌日は新ひだか町で朝食を食べ、ブログをアップロードすることにした。