中岳火口、本日はすべてのゾーンが開放された。8時30分、スタート。
遊歩道を登って約20分で火口に到着した。さらに20分後、中岳山頂を目指して登山道へ。
中岳山頂は遊歩道をたらたらを登れば適当にたどりつけるのではないかと思っていた。登山について調査していなかったため、前日まで登山道の存在すら知らなかったのだが、まったく甘かった。
砂千里をぐるりと回り込んでいよいよ本格的な登山道だ。
すぐに岩がごつごつした急な勾配で泣きたくなる。写真ではよく伝わらないのがかなしい。
後半はアップダウンはあるものの比較的に楽だった。火口を見ながら、山頂へ到着した。
「(百名山である)阿蘇山に登りました」と言うためには高岳山頂に行かねばならないだろうが、高岳山頂にはガスが出ているし、しんどいので、中岳山頂だけでいいや。(下山直前にはガスも消えたし、すぐ目の前に高岳山頂は見えているので、かなり迷ったが…)
復路では何人かの登山客とすれ違った。東京から来て毎日百名山を登っているおじいさんや、挨拶の後「涼しくて気持いいですねー」とか話し掛けてきた山ガールがいた。砂千里のあたりで火口付近が火山ガスのため規制され立ち入り禁止になったとの放送が聞こえた。
13時、駐車場にゴール。
というわけで、温泉だ。混浴露天風呂の雀の湯は聞いたことがあるのではないかな。長期間滞在する湯治客のための部屋もあるようで、食料品や日用品の移動販売車も来ていたな。
100円の大阿蘇温泉と比べると600円は高いが、清風荘には雀の湯、元湯、露天風呂、新湯の四つがあり、一つ当たり150円だと考えることにしよう。シャワーがあるのは元湯だけなのでまず元湯を攻めることにした。元湯で髪も体もきれいに洗い、露天風呂へ。そして雀の湯。雀の湯は泥湯という噂だったがぬる目の湯は違っていたな。
新湯は清掃されたばかりで湯も溜っていなかったので、撮影し放題だった。再び元湯へ。
温泉のあとは食事だ。阿蘇ではあそ路、マグマ食堂へ行くつもりだった。あそ路はたかなめしの元祖ということで以前から気になっていた店だが、マグマ食堂は今回食べログでチェックした店だ。夕方の営業再開が16時だったか、それとも17時だったか忘れたしまった。
16時に到着すると店の駐車場に車が2台停まっている。ホッとしたが、営業は17時から。車はマグマ食堂の関係者の車だった。パンフレットを眺めながら思案していると、マグマ食堂の店員が話し掛けてきた。で、店員お勧めのルートをドライブした途中で撮影したのが上の写真。「裏阿蘇山」は私が勝手に名付けたので人に言ってはダメだよ。
このような風景を楽しみながらラーメンを食すなり。
「阿蘇五岳をイメージ!丼の中に雄大な阿蘇が聳え立つ」というわけで丼がカルデラだったり、白葱が中岳の噴煙だったり、煮卵が冷えかけの噴石だったり、ほかにもいろいろあったりするのだ。満足したが、もし次に来ることがあれば、ラーメン(とんこつ)\550-とラー油、自家製とうがら味噌で勝負をしよう。
説明不足や間違いに気が付いても修正するのが面倒なのでそのまま放置している。しかし、前日の植木のオブジェと埴輪の関係は理解してもらえないだろうし、写真を追加することにした。やっぱりわからないだろうけど…