ワクチン接種の必要はないようだ

ワクチン接種には優先順位があったはずだ。医療従事者ー高齢者ー基礎疾患を有する者… という順番が。この優先順位は十分納得できるものだが、そこに職域接種が割り込んできた。なぜ基礎疾患のある者は後回しにされたのか、なぜ職域接種が優先されるのか、その理由を考えた。

職域接種に対応できる、つまりワクチンの打ち手や場所を確保できる一部の企業の従業員の命の価値がより高いというわけではないだろう。ワクチン接種を大規模、迅速に行い、集団免疫を達成するために民間の力を借りるということなのだろう。たぶん基礎疾患を有する者に順番が回ってくる頃には集団免疫のおかげでワクチン接種の必要はなくなっているのだろう。職域接種を実施しても、対象外の者のベネフィットは減らないし、リスクは増えない、そうでなければ不公平、不平等であって許されないはずだ。

ワクチン接種はもともと任意だし、どうやら接種しなくてもまったく問題はなさそうだ。

ワクチンに余裕があるので基礎疾患を有する者への接種と職域接種を並行して実施するというわけではないだろう。ワクチンは不足しているのだから。